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蘇我で飲食店を開業するには―千葉市で飲食店を開業するための手続き まずは保健所に相談です―

蘇我とか鎌取、千葉寺、学園前、大森台、おゆみ野などで飲食店をやりたい場合、開業届を出す以外にも大切な手続きがあります。

本記事では、蘇我とか鎌取、千葉寺、学園前、大森台、おゆみ野などで飲食店を開業する場合に必要な手続きと注意するところを一緒に見ていきたいと思います。

なお、市原市で飲食店を開業したい場合は、市原市の保健所に相談することになりますのでご注意ください。

●どこに相談すればいいの

千葉市で飲食店を開業したい場合、千葉市の保健所に相談することになります。そして、飲食店をやりたい方は『飲食店営業許可』という許可を取る必要があります。

この飲食店営業許可は、いわゆる通常の飲食店を開くことができる許可で、ラーメンでも蕎麦でも、お酒を出すお店でもこの許可さえ得ればできるようになります。

ただし、営もうとしている業態が特別な場合、飲食店営業許可だけではなく、ほかの許可が必要となります。例えば、菓子製造業の許可であったり、深夜にお酒を提供するための許可であったりと特別な許可が必要となるケースも多いのです。

このような際に、私たちのような士業が関与していればアドバイスをすることもできるのですが、ご自身で対応する場合は判断が難しいと思いますので、最寄りの保健所にとにかく相談に行くことをお勧めします。

ちなみに、上で挙げている蘇我とか鎌取、千葉寺、学園前、大森台、おゆみ野など千葉市で飲食店を営みたい場合、千葉市の保健所に相談に行くことになります。

千葉市保健所ですが住所は『〒 261-0001 千葉市美浜区幸町1丁目3-9』で電話番号は『043-238-9920』となります。カーナビにこれらの情報を打ち込めば簡単にたどり着けると思います。

また、最寄り駅からそれほど遠くはありませんが、鎌取とかおゆみ野あたりに住んでいる方は車で行ったほうが便利かもしれませんね。

●千葉みなとから徒歩5分ぐらいです

この千葉保健所ですが、JR千葉みなと駅もしくは千葉モノレール千葉みなと駅から徒歩5分と案内されています。

しかし、信号さえずっと青ならばそんなに時間がかからないように思えるほど、千葉みなと駅からは近いところにあります。千葉市にお住まいの方にとっては、もしかしたら保健所というよりも「『千葉市総合保健医療センター 休日救急診察所』つまり、休日緊急診療所です」というほうがピンとくるかもしれません。

駅からはかなり近いところにあるので、天気の悪くない日を見計らってぜひ相談に行ってみてください。

JR千葉みなと駅から行く場合

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まずは駅の改札口を出て、千葉港方面(モノレール方面)である右に向かいます。すると、階段で道を渡れるようになっているので上に昇り、そのまままっすぐ行きます。

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歩道橋のようになっているところをまっすぐ行くと、左に下りる階段があり、そのまま階段を下ります。

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階段から降りた後は道をまっすぐ進み、交差点になっているのでそこを渡ります。(交差点まで来れば保健所が右手正面に見えるはずです。)

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そして交差点を渡るとすぐ右手側に千葉市保健所が見えてきます。飲食店を始めようと考えた場合、何回か通うことになる場所ですので覚えておくと安心ですね。

●何を相談するの?

とにかく事前相談が大事です。一番確認をしなければならないことは、飲食店営業許可で実際に営業することが可能であるかです。飲食店営業許可で営業可能な業種の一覧などは事前に見ることができると思いますが、新規開業となるとほとんどの方は色々な工夫をします。

そして、場合によってはその工夫下部分が引っかかって追加で別の許認可を取らなければならないといった事もあり得ます。

そのため、あなたのお店で何をしたいのか?何を取り扱いたいのか?について事前に相談することがとても大切なのです。

居抜き店舗でも

あと、忘れがちなのですが居抜きのお店(別のお店が以前使っていた場所をそのまま利用する事。厨房設備や客席などの什器をそのまま使えるので安上がりに開業できます)の場合も必ず、必ず(大事なことなので二回言います。)保健所に相談してください。

確かに、その居抜き店舗は前のお店には適合していたかもしれませんが、あなたが開業するお店に適合しているかどうかはわかりませんし、保健所から許可を取った後、前のお店の方がいろいろ工夫をしていく中で結果として、営業許可が出ない状態になっている可能性も否定できません。

そのため、あなた自身の身を守るためにも必ず居抜き店舗であっても保健所に事前相談をしてください。

工事前に

また、営業許可を受けるためには施設基準を満たす必要もあります。これは、千葉の場合『食品衛生法施行条例』といったものがあり、公衆衛生上必要な営業施設の基準として、業種ごとに簡潔に書いてありますがPDFにして17ページほどの基準が出ています。

これを読み込んで対応するのですが、可能であれば工事着工前にお店の平面図を持参して相談に行ったほうが望ましいでしょう。というのは、工事をした後に、「これでは営業許可を出せません」と言われたら最悪ですからね。

●誰が何をもっていって相談するの?

さて、このような大切な事前相談ですが、基本的にはお店の図面を持参することになります。保健所の人も親切に対応してくれますが、図面がなければアドバイスのしようがありませんから、アドバイスをすることができるだけの資料は持っていく必要があります。

また、この時の図面ですが、内装業者さんが作ってくれた図面や不動産屋さんから渡された図面をもっていけば間違いありません。しかし、これらの図面が用意できない場合もあり得ます。その場合は、自分でお店の広さとかどこに何があるかを書き込んだ図面を書いて持っていくことになります。

こういった自分が書いた図面であっても、説明することができれば問題ありませんので、もし外部の業者から図面を入手できない場合は、自分で書いてみて下さい。もちろん、自分で図面を作る場合は全然お店の事を知らない方であってもある程度の判断ができるように、内装等を丁寧に書き込んだ図面を作ってくださいね。

自分が行かないとダメ?

自分が行かないとダメか?と聞かれる方もいると思いますが、結論から言うと代理の人が行っても大丈夫です。ただし、この場合はお店の事をわかっている人が行かないと細かい説明を保健所の担当の人にすることができないでしょうし、細かい説明がないと保健所側からのアドバイスも一般論になりがちで、あまり効果的でない可能性が出てきます。

そのため、可能であれば飲食店を始めたい人本人が行ったほうがいいでしょう。

もちろん忙しくてどうにもならないといった事もあり得ますが、その場合は最初から行政書士等の許認可を代理でやってくれる人に全部お願いしたほうが楽ですし確実です。

●食品衛生責任者になろう

「食品衛生責任者」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?おそらく飲食店を始めたいと考えている方はいろいろな飲食店を見て回っていると思いますが、その時に食品衛生責任者というステッカーが貼ってあるのを見たことがあると思います。

この食品衛生責任者とは文字通りお店の『衛生面の責任者』となる人です。また、食品を取り扱うお店の場合衛生面の管理は極めて重要です。ひとたび食中毒などの事故が起こればお店自体の存続が難しくなりますし、何よりも人の命を預かるといっても言い過ぎではないとても大切な事です。

そのため、「あ、君に今日から食品衛生責任者をやってもらうから」といった風にお店側が勝手に誰かを責任者にすることはできません。人の命にかかわる可能性がある事柄ですから、こお『食品衛生責任者』になるためには食品衛生協会が行っている講習を受ける必要があるのです。(講習自体は1日で終わるので、『飲食店営業許可』を申請前に取得してください。)

千葉市の場合、千葉市食品衛生協会や千葉県食品衛生協会でこの食品衛生責任者講習を受けることができます。あらかじめ予約が必要ですし、割と早い段階で定員になってしまうので、計画的に食品衛生責任者の講習を受けるようにしてください。(他県の食品衛生協会で講習を受けることも可能ですので日程の都合がつかない場合は検討してみてもいいかもしれません。)

●いよいよ飲食店営業許可を申請します

これらの事前準備を行ったのち、保健所にて飲食店営業許可を申請します。平成28年5月時点での内容は以下の通りですが、実際に飲食店営業許可を取得するまで7日から10日ほどかかります。

そのため、この段階であえてポイントを言うのであれば、開業前に十分な余裕をもって飲食店許可申請をする必要がありますということです。

食品営業許可申請書:法人は代表者印(登記印)を押印してください。
法人の場合は、履歴事項全部証明書(登記簿謄本)の原本(コピー不可)
なお、主たる事務所(本店)の住所、名称、代表者の役職・氏名の記載内容を確認後に、履歴事項全部証明書(登記簿謄本)は返却いたします。
営業設備の大要
営業所付近の案内図:目標となる道路、建物を詳細に記入してください。
営業施設の平面図(設計図でも可)
1~4の保健所への提出は1部ですが、控え(写し)を保管してください。(提出後返却不可)
(控え(写し)は、予めコピーをしておいてください。保健所ではコピーできません。)
申請手数料:現金を持参してください。
納付した申請手数料は、還付できません。(千葉市衛生関係手数料第4条)
26項目の水質検査基準に適合した水質検査結果書(1年以内に実施したもの)
水道水以外の水を使用する場合
(1)食品衛生責任者設置届:法人は代表者印(登記印)を押印してください。
(2)食品衛生責任者の資格を証明する書類の原本(コピー不可)
なお、資格を証明する書類の原本は、確認後に返却します。
必要書類がそろっていれば、その場で書類審査を行い、申請書を受理します。

千葉市保健所HPより

●お店は素早く開店する

さて、最後に余談になりますが、開業を考えた場合、事前の計画にはなるべく時間をかける必要があります。また、どれだけ時間をかけてもお金が出ていくわけではないので問題はありません。

しかし、お店を借りた後はなるべく速やかに開店まで持っていく必要があります。

例えば内装工事や食品営業許可の取得などの必要な準備が2か月計画よりも余計にかかってしまったとします。その場合、家賃2か月分とその間のあなたの生活費が、単純にあなたの財布から出ていくことになります。

家賃が月20万円、あなたの生活費が月25万円かかったとすると、それだけで90万円のお金があなたの財布から出て行ってしまうのです。このような金額はあまり余裕のない開業計画を立てている人にとっては、計画全体がおかしくなる可能性がある金額です。

(もちろん計画に余裕があったとしても、90万円を広告宣伝などに使えたほうが望ましいのは言うまでもありません。)

開業が遅れたロスを取り戻すためには

この開業が遅れたために発生したロスの90万円を後で取り戻すためには、33%が粗利で残るとしても、273万円ほど売り上げを上げる必要があります。

そして、この273万円を売り上げるためには客単価を1,000円として、2,730人の顧客を余計に確保する必要があります。

また、2,730人を年間で増やすためには月227人、1か月に25日営業するとすれば、一日9人分余計にお客さんが来てくれる必要があります。

言い換えれば、今回のようなケースでは一日9人分の顧客を1年間にわたって逃すだけの負の影響が出てくるということです。

飲食店という業態は、このように数字をかなり細かくして考えることができますので、一緒に考えてみましょう。

【ご参考】

飲食店営業許可について千葉市保健所

食品衛生責任者について千葉市食品衛生協会千葉県食品衛生協会

開業届について

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