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経営コンサルを活用するために依頼する側が気を付けると成果が倍増する3つの視点

千葉や東京を拠点に経営コンサルをやっていると、仕事ではなく人間関係の延長で「今度コンサルを(アミーゴさん以外だけど)頼みたいんだけど」といった相談を受けることがあります。

もちろん、一般論的なワンポイントアドバイス位はすることがあるのですが、ちゃんとした相談については各種の事実を確認してからでなければアドバイスすらできませんので、そのような相談を受けた場合はコンサルを活用するポイントについてお話をすることとなります。

  • 一言にコンサルと言っても

一言に経営コンサルをお願いしたいと言われても、お店の接客の改善や動線の改善による生産性向上といった特定の問題についての解決策を知りたいといったケースから、総合的に顧問を依頼したいといったケースまで多岐にわたります。

しかし、効果的に経営コンサルを活用できている企業には共通する特徴があるように感じているため、それをお伝えするようにしています。

  • コンサルタントとの相性が大切なので『何を』だけでなく『誰が』、『どのように』まで考える

一番大きなのはコンサルタントとの相性であるように感じます。

これはコンサルタントの腕の良し悪しの問題ではありません。どの様なコンサルタントであっても、看板を掲げている分野ではしっかりと価値を提供できるのは当たり前です。

しかし、価値を提供するためのアプローチには違いがあります。例えば、経営理念の確認から始まり、経営戦略を決めてそこから戦術まで落とし込んでいくといったアプローチをする経営コンサルもいますし、当面のお困りごとの解決を優先してある程度目処が立った後に、経営理念等の確認をしていく経営コンサルもいます。

(アミーゴ経営事務所は前者のアプローチを採りつつ、当面の課題解決も並行して行うハイブリッド型になります。)

このアプローチの違いよって、まどろっこしいと感じる人もいれば、オイオイ会社に内容を把握しないでどんな支援をするんだよといった反応が生じます。これは良し悪しではなく、社長持っているスタイルと経営コンサルタントのスタイルの相性の問題です。

もちろん、経営コンサルなら顧客のニーズに合わせてスタイルを調整することもできると考えられます。しかし、この顧客の望んでいるスタイルが言語化されているかはわかりませんし、社長自身も気が付かないうちに不満が蓄積されている事があります。

そのため、最初に何を、『どのように』してほしいのかについてしっかりと考え、それを経営コンサルタントに伝えるようにすることがお勧めとなります。

はっきり伝えると「それはうちのスタイルではないから…」とミスマッチが明らかになることがあるかもしれません。しかし、それは依頼後に判明するよりはるかに幸福な事ですから、別の経営コンサルの紹介を依頼するなど正直ベースで伝えるといいでしょう。

また、「何となくこの経営コンサルは違和感があるな…」と感じた場合も直感を信じて別の経営コンサルにした方がいいでしょう。

何を言ったかではなく、誰が言ったかが重要であるというのは一つの真理です。その『誰が』を選べるわけですから、しっかりと選ぶようにしましょう。

  • 権限がある人間が推進する

うまくいかないケースで一番典型的なのが、必要な権限がない担当者が経営コンサルと相対するという事です。

例えば工場での生産性向上を依頼した場合を考えてみます。現場担当者がこのプロジェクトの担当者となった場合には、工程内の生産性改善以上の結果を期待するのは酷になります。

というのは、新しい機械の導入を決定することや、人員配置の抜本的な見直し等は基本的に権限不足でできません。そのため、大きな生産性向上を狙う事は難しくなります。

では、工場長レベルの人がプロジェクトの担当者になったらどうでしょうか?この場合、ある程度の機械導入や工場内での人員配置の見直しまで踏み込むことができます。現場担当者がプロジェクトを担当するよりは、大きな成果が生まれる可能性が高まります。

それでは、経営者がプロジェクトの担当者になったらどうでしょうか?この場合、工場自体の立地や工場自体の要否から考えることができますし(つまり工場の移転や工場自体を閉鎖しファブレスで対応する等の判断)、会社全体を横断した人材の最適化も可能です。

このように、プロジェクトの担当者の持つ権限が増加すればするほど、出来ることが増えますので経営の抜本的な改善を図る場合は企業のトップやそれに準じるような人が担当するとよいでしょう。

もちろん、スポットで特定の課題を解決したいだけであればだれが担当してもいいのですが、十分な権限を与えないにもかかわらず過大な期待を持つとほぼ間違いなく期待外れに終わります。

そのため、望む結果を得るためには十分な権限を担当者へ与えることが重要ですし、可能であれば経営者自ら対応することが大切です。

  • そもそも期待することを明確にする

経営コンサルにお願いしたい事はハッキリしていますか?漠然と「何か企業にとっていいことをやってくれる」と思っていると、ほとんどの場合、ミスマッチを起こしてしまいます。

従業員さんならば、採用した後に教育訓練をしながら社風に慣れてもらうといった悠長なことを言ってもいいのですが、経営コンサルを依頼する場合、一時間当たりの単価も高額になりますし、最初から重要な内容を依頼していくことが大切です。

そのためには、何を望むのかについて明確にしておくことが大切なのです。

もちろん、何が今の自社に大切なのかわからないから、現状を整理してもらうという依頼の仕方もいいのですが、この場合でも「現状の整理をしてほしい」と依頼したいことが明確になっている点に注意が必要です。

  • まとめ

このように経営コンサルを千葉とか東京でお願いするときは、

  1. 相性を確認する
  2. 担当者に十分な権限を与える(可能ならば経営者自ら対応する)
  3. 何をしてもらうかを明確にする

といった視点が大切になるのです。

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