独立開業したいけど、初期費用はどうしたら捻出できますか?【開業費の捻出方法】

飲食店の独立開業のために

今私は会社員なのですが、将来は飲食店の独立開業を目標にしています。

しかし、実際に何から手に付けていいか分からない状況です。最近は少しずつ勉強しているので進むべき道が徐々に定まってきましたが、カフェなどの実店舗を開業するとなると初期費用も高額になるので正直消極的になってしまいます。

ネットショップやアフィリエイトなど、インターネットを活用して初期費用の捻出を検討しているのですが、ノウハウがないので何から始めていいかわかりません。

今は会社終了後に副業としてアフィリエイトに挑戦中なのですが、本当にこれでいいのでしょうか?

独立開業をするのに遠回りになっていないか心配です。初歩的な質問ですが、費用を作ることも含めた独立開業方法を教えてください。

回答

現在、会社員との事ですが、今のお仕事が飲食店であったりすればノウハウを得られていると考えられますが、お話の流れからすると、特に飲食関係のキャリアをお持ちでは無いとお見受けいたします。

一般的に、金融機関に開業の計画を持ち込んだ場合、『計画が良くできているか』や『自己資金は十分か』といった観点とともに、『創業者自身に開業する分野での経験があるか』を重視します。

これは、金融機関の経験上、開業する分野での経験がその事業の成功確率の向上に役立つと考えているためです。

そのため、遠回りかどうかと聞かれれば、最短距離は開業したいと考えてらっしゃるカフェなどで実際に働かれる事であるといった回答になります。

  • 辞めるのはちょっと…
  • とこのように書くと、「いやいや会社を辞めて飲食店で修行するのは…」といった反応が出てくると思います。

    もちろん、会社を辞めるのは最後の手段にしておいてほしいのですが、場合によっては飲食業界に転職して飛び込むのも手だと思います。

    やはり現場のノウハウはその現場に飛び込むことが一番よく手に入れることができる方法ですから。

  • 副業では?
  • もう一つの方策としては、副業として飲食店でアルバイトをするといった形になります。この場合は、初期費用を稼ぐとともに、ノウハウも身に着けることができるので、もしあなたの会社が副業を禁止していないのであれば、とてもお勧めしたい方策になります。

    但し、多くの場合会社の就業規則で『副業はダメ』と謳われていたりします。ただ、これも「どうせウチの会社もダメって書かれている」と決めつけるのではなく、実際に就業規則を確認してみてください。

    意外と、そのような事が書いていないケースも存在します。

  • 副業禁止と謳われている場合
  • と、就業規則を確認した結果、『副業禁止』と謳われていた場合は、黙って飲食店でアルバイトすることは止めておいた方が無難です。

    いずれは独立開業と言っても、当面は会社員で生計を維持しないといけませんから。(この副業禁止って規定は法律的にはグレーな規定なのですけどね。)

    もちろん、法律論で副業禁止規定は無効だと主張することはできますが、そのような方法はお勧めしません。

    就業規則をよく読むと「ただし、やむを得ない理由がある場合に限り、(アルバイト等を)会社の許可を得て行うことができる」と書いていませんか?

    そのような場合、やむを得ない理由を前面に打ち出して上長の許可を得ることを狙ってみてはどうでしょうか?

    なお、あなたがもし公務員等であれば、副業禁止は法律で定められているのでおとなしく他の方法を考えましょう。

  • 初期費用を見積もってみよう
  • さて、初期費用が高額になるとの事ですが、具体的にいくらぐらいかかるかを見積もってみてその額をどれだけ低くできるかを考えてみてください。

    条件のよいお店を少しでも安く借りるためにできることはありませんか?

    店舗の設備は揃えないとダメですか?居ぬきでお店を作れませんか?作れないにしても、どこかから資材を安く調達できませんか?

    初期費用を少しでも安くできれば、その分のお金を調達してきたことと同じことですから、何度も検討してみましょう。

  • ネットショップやアフィリエイトをするなら
  • さて、アフィリエイトやネットショップで初期費用の捻出との事ですが、もしそれがあなたの開業する分野に関連する内容ならば、そこまで悪い選択肢では無いと考えられます。(飲食店で経験を積むのに比べれば遠回りですが)

    例えば、カフェをやるとすれば、コーヒーや紅茶関係のネットショップをやってみれば、仕入先も確保できますし、ファンを獲得できれば実際に開業した際に、顧客候補として考えることも出来ます。

    何より、その分野で深い知識を手に入れることは商売の成功に役立つことですので、会社員の収入だけで開業費用をためることに比べれば何倍も有益です。

  • ただし、甘くないですよ?
  • ただ、ネットショップもアフィリエイトも決して甘い業界ではありません。むしろ、実際の飲食店ならば商圏内の競争相手だけが競合になりますが、ネットビジネスは全世界が競合になるといった風に、非常に厳しい業界です。

    アフィリエイトやネットショップで稼いで、開業資金の足しにしたいと考える気持ちは分かるのですが、おそらく十分な稼ぎを得るためには、飲食店で開業すると同じぐらいの情熱を傾けてやっていく必要があると思います。

    必要なノウハウは、ネットを検索すれば出てくると思いますので、後はそれをご自身がトライアンドエラーで何度も繰り返していくといった対応になります。

    販売する商材があなたの希望している飲食店と親和性の高いモノであれば遠回りにはならないのでいろいろ探してみてください。

  • 補助金や助成金もあります
  • また、開業費用という事なので、補助金や助成金を活用するといった方策も考えられます。

    開業という事なので、お住まいの地域によっては開業・創業補助金や空き店舗対策事業といった形で様々な補助を受けられる可能性があります。

    行政はあなたの創業を本気で歓迎してくれます。(税金も入りますし、雇用も生み出してくれますからね)そのため、開業・創業を後押しする制度が色々あるのです。

  • まとめ
  • と、色々書きましたが、まとめとして以下の4点を言いたいと思います。

    可能であれば、飲食業、それもあなたが開業しようと考えている業種でアルバイトをして、開業資金と実務経験を一石二鳥的に手に入れて行ってください。

    開業費を圧縮する方法を考えてみてください。

    アフィリエイトやネットショップで開業費を稼ぎたいのならば、かなりの情熱を傾けて対応することになります。(可能なら開業予定の分野と親和性の高い商材を扱うと望ましいです)

    補助金・助成金を活用することも検討してください。

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