顧客の獲得方法について教えて下さい【行政書士】

顧客の獲得方法について

私は数年前に行政書士の試験に合格しているのですが未登録で、そろそろ登録して開業しようかなと思っています。

行政書士の名でできる仕事は幅広くあるようですが、得意分野の相続親族法の他、民法関連の知識を生かして仕事したいので、遺言や相続、成年後見などを主に扱いたいと思っています。

そうするととりあえず顧客は法人ではなく一般の個人になると思うのですが、どのようにして顧客を獲得したら良いのかわかりません。高齢社会でニーズのありそうな仕事だと思うのですが、近所の高齢者に直接営業をかけるのもなんとなく憚られます。
また高齢者の場合、インターネットを使わない人も多いので、ホームページ以外でも宣伝しないと目に留まらない可能性が高い気がします。宣伝方法の他にも、なにかよい顧客の獲得方法があれば知りたいです。

回答

これはあくまで一つの方法のご提案です。

  • ネット利用について
  • まず、高齢者の方のネット利用率ですが、下記のような調査が出ています。

    世代別のインターネット利用率
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    世代別のインターネット利用
    (総務省通信利用動向調査 H26 より筆者作成)

    この調査からは70歳から74歳の高齢者世帯であっても、62.4%は、75歳以上の世帯であっても52.1%はインターネットを利用しているという事が読み取れます。

    この数値を多いとみるか少ないとみるかは解釈次第ですが、個人的には十分な普及率ではないかと考えます。

    そのためインターネットでの宣伝には一定の効果があると考えらます。

    但し、やみくもにホームページを作ったとしてもそれが表示される可能性は極めて低いため、『お住まいの地域+得意分野』といった限定されたキーワードで検索に引っかかるようなホームページを作っていくとよいと思います。

    例えば『宇都宮市 行政書士』よりも『宇都宮市清原台 成年後見』の方が、検索する人のニーズは明確ですので(地元で成年後見について詳しい先生を探している)仕事に結びつきやすいと考えられます。

    なお、十分に絞り込みができていれば検索エンジン経由で表示されるようになりますが、即効性を求めるのならばPPC広告の出稿といった手段もあり得ます。(コチラはお金がかかりますが…)

  • 広告宣伝について
  • また、コストをかけて広告を出すという方法にも一定の効果はあります。

    この場合、広告媒体を考慮し、広告をとどけたい人がどのような媒体を見ているかについて考えていく必要があります。

    例えば新聞広告ですが、地方紙に出したとしても広域すぎるので近くの先生にお願いしたいと考えるような業務の宣伝は向きません。(費用対効果が良くないです)

    そのため、地域を絞ってチラシを入れるとか(折り込みチラシはかなり配付先を特定できます)、タウン誌に広告を出稿するといった手法が考えられます。

    また、公益的な取り組みを行って、取材に来てもらえるように新聞社などに情報を流すといった事も出来ると思います。(こういうのをパブリシティと言います。)

  • 口コミ
  • そして一番強力な手段はやはり口コミになります。

    これは一朝一夕にはできないことなのですが、しっかりとした評判を積み上げていくことは、競争相手と差別化できるポイントになります。

    行政書士さんのお仕事は一般的にサービス業であると考えられます。そして、通常の書類作成の業務であればどの先生にお願いしても一定水準の仕事はほぼ間違いなく実施されると考えられます。

    しかし、成年後見とか遺言、相続となるとそういった書類作成能力よりも顧客の求めている要望から、顧客にとっての最善策を組み立てるといった事の方が大切になる業務であるように考えられます。

    そのため、こういったサービスをあなたにお願いしようと考えている顧客は、その目にみえない部分の要望にどれだけ応えてくれるかが不安なのです。

    そのため、その不安感をあらかじめ取り除けるようなメッセージを、広告やHPでは発信していく必要がありますし、口コミがあればそういった不安感は大きく取り除けるのでお客さんはそこを重視するのです。

    ですから、訪れるお客様を大切にして、良い評判を得られるように努力すると長期的な集客に効いてくるはずです。

    なお、ホームページについてはコチラで詳しく書いてみましたので参考にしてくださいませ。

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