今の仕事と起業。比較して考えると起業という選択肢の意味がはっきりします

あなたは今現在仕事をしているでしょうか?もしかしたら学生さんかもしれませんが、多くの人は、現在、会社などの組織に勤めていると思います。

ココでは、起業という選択肢の意味合いをはっきりさせるために、あえて勤め人と起業した後のあなたを比較していきます。

■勤め人と起業した人はココが違う

さて、どのようなモノごとであっても良し悪しがかならずあります。

そのため、起業した方が100%良いですよといった無責任な起業礼賛記事はかけません。起業の価値と勤め人の価値。どちらの方により価値を感じるかは、判断する人によってきます。

言えることは勤め人として組織に所属しているからこそできることがあるといった面もあるという事です。

■勤め人としての利点

  • 短期的には圧倒的な安定感がある
  • 仮に相当大きなへまをしたとしてもそれが原因で即収入源を絶たれるといった事にはつながりません。

    また、企業が潰れるほどの窮境に陥ったとしても、あなたの雇用が失われるまでには半年程度の猶予はあるでしょうし、もし仮にそのような経緯で雇用を失ったとしたら手厚く雇用保険で保護されます。

    また、何らかの事情で長期の休暇を取ったとしても、有給休暇もあれば休職制度なども存在しています。(制度的には)

    そのため、組織に所属している場合には、来月いきなり収入が絶たれるといった事は基本的に起こりません。

    しかし、起業して自分で事業をするとその「来月いきなり収入が無くなる」といった状況と背中合わせで生きていく必要が出てきます。

  • 組織の看板・資源で仕事ができる
  • 組織の看板というものは通常の人が考えているよりも大きな力を持っています。例えばあなたが新入社員であっても、ある程度大きな企業に勤めていれば取引先はあなたに対して頭を下げてくれますし、名刺を持ってしかるべきアポを取ろうとすれば門前払いにされるようなケースもほぼありません。

    また、あなたが売り上げた代金は専門の部署が請求書を出し、回収まで行ってくれますし、あなたが売るべき商品は専門の部署が売れるようにと知恵を絞って作り上げた洗練されたものとなっています。

    このような事は起業した瞬間に望めなくなります。

    起業して組織の看板が使えない人では、誰かとアポを取るのも一苦労ですし、商品は自分で見つけてきて、売り方も自分で考えて、代金の回収も自分でやる必要があります。

  • 組織が管理してくれるので自己管理は甘くても何とかなる
  • 勤め人にとっては煩わしい事ですが、組織には上司や同僚といった人たちがいて、その人たちや組織自体が与えた目標によって管理されます。

    場合によってはノルマといった形で売上を管理されるのですが、逆に言うとある程度の売上を上げるのを強制されるので、努力も強制されるのです。

    起業した方にとっては、売上ノルマが無くなるのは良いことかもしれませんが、コンスタントに自分の時間を投入し続けなくても、だれにもとがめられないといった状況の場合、自己管理がとても大切になります。

    ■勤め人の立場は考えようによっては極めて有利です

    このような利点は勤め人ならではの利点です。起業した後には相当軌道に乗るまではこういった利点を享受することはできません。

    そのため、勤め人として非常にうまくやっている人であっても起業後にはルールが変わってしまうため、戸惑う方が多いのです。

    しかし、逆に言うと、勤め人のうちにこれらの利点を生かして企業の準備を進めるといった選択肢が考えられます。

    所属している組織の資源を利用して自分の企業の準備をするなどと書くと倫理的に問題がありそうですが、もちろん顧客を奪えとかそんな事ではありません。

    享受している安定を使って、どのような商売に将来性があるかを調査し、出来れば小さくであってもスタートする。

    また、会社の看板と経営資源は、どのようなところに顧客がいるのか、どんな商品を顧客は求めているのかといった自分なりのノウハウに昇華する。

    組織が管理してくれるといった事からは、やり続けられる習慣をつけるか、仕組みを作る事を考えるといった事です。

    ■起業を考えている方は

    起業を考えるような方は真面目な方が多いので、起業か勤め人かの二者択一で考える傾向があるように思います。

    しかし、別にどちらかを選ばなければならないといった事はありませんので、納得がいくまで組織内で準備を重ねるといった方法論もあるという事を覚えておいてくださいね。

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