助成率・補助率と補助上限額とは

助成金や補助金の募集要項を詳しく読んだことのある方は、この記事を読んでいる中でどれぐらいいるでしょうか? あくまで予測ですが、読者の中の1%に 満たないと思われます。(あくまで経験則ですが…)

まあ、別に募集要項を現時点で詳しく読んでいなくとも特に問題はありません。しかし、実際に助成金や補助金の獲得を目指すときにはしっかりと読み込んでくださいね。(理由はコチラです)

■募集要項にある助成率・補助率はどれだけ補助や助成されるかを示す値です

補助金や助成金の募集要項には、『助成率』や『補助率』といったキーワードが出てきます。どんな補助金や助成金なのかを知るためには、先ずここからチェックしていきます。

この『助成率』や『補助率』は、かかった経費のどれだけを助成・補助してくれるのかを示す言葉です。

例えば、補助率が3分の2の補助金について考えてみます。

この場合、かかった経費の3分の2を補助するといった意味になりますので、例えば100万円の経費をかけた場合

100万円×3分の2=66万6千666円

になるというわけです。

■ほかにも見るべき数字があります

という事はです、上で挙げた補助金では3分の2が補助されるわけですから、「じゃあ1億円分経費を使って6,666万円補助してもらうぞ」と考える人も出てくると思います。

しかし、補助金や助成金についてはもう一つ大切な数値があります。それは、補助上限額、助成上限額です。上限という言葉からあえて説明をするまでもないと思われますが、「これだけしか出せませんよ。」といったモノになります。

上で出てきた補助金について、たとえば50万円の上限が定められていた場合、1億円の経費を使う事業を実施しても、上限の50万円にかかり、補助される金額は50万円となります。

また、100万円の経費をかけるといった例を上の方で挙げたのですが、こちらも、50万円が補助上限額となります。(この場合の実質的な補助率は2分の1となります。)

■補助率3分の2、上限50万で30万円の経費をかけた場合は

さて、今までは、単純に補助率や助成率をかけた場合、補助上限額を超える額となるケースを見てきました。今度は、補助上限額を超えないケースについても考えてみたいと思います。

この場合、

30万円×3分の2=20万円 (但し、上限額50万円)

となるので、20万円がそのまま受け取れます。

■まとめると

これらの事をまとめると

かかった経費×補助率(助成率)=【算出補助金額】

【算出補助金額】が補助上限額以下の場合
(【算出補助金額】≦補助上限額)

受取れる補助金額=【算出補助金額】

【算出補助金額】が補助上限額より大きいの場合
(【算出補助金額】>補助上限額)

受取れる補助金額=補助上限額

といった関係となります。

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