人脈っていうけどあなたはその人に何が提供できるの?

よく、人脈といった言葉が飛び交います。特に、開業や起業を志している人の集まる場所ではその傾向が顕著です。

しかし、一度胸に手を当てて考えてみてください。

あなたは人脈だと思っている人に何を提供できますか?

■人モノ金情報のどれかを提供できますか?

この質問に対して、仕事を発注することができるといった事ならばそれは、それでよいです。あなたは相手の顧客候補なので、うまく案件がマッチすれば双方にとって良い取引ができます。

また、相手が求めている人、相手にとって有益だと思われる人を紹介できるのも良いでしょう。

あなたの持っているモノや、あなたの知り合いが持っているモノを利用できるようにつなぐことができるのも価値です。

さらに、あなたやあなたの周りの情報を相手が欲しがっているのならそれも立派な価値になります。

■仕事上の人脈とは

でも、これらのモノを何も提供できる可能性が無い場合、それは仕事上の人脈と言う事は危険です。

もちろん、友人関係ならこのような事は何一つ提供できなくとも、あなた自身の存在がかけがえのない価値になっています。

しかし、ビジネスの人脈といった文脈で、あなたが何ら価値を提供することができないような関係性ではそれは人脈とは呼べません。

あなたにとっては、知り合いで人脈と思えるかもしれませんが、相手にとってあなたは誰なのかを意識する必要があるのです。

■逆に言うと

逆に言うと、あなたが何らかのパーティーで名刺交換をしたとします。

その中で、あなたに仕事を頼んでくれそうなA氏と、あなたの興味のある業界に詳しいB氏、あなたに何だかわからないモノを売りたいと考えているC氏、あなたから一方的に業界情報を引き出したいと考えているD氏がいるとします。

この中で、あなたがお付き合いするのは誰ですか?もちろん、A氏とB氏ですよね?

この事は逆にもあてはまり、あなたが相手に価値を提供できない場合、それは単なる名刺フォルダに入っている名前以上のモノではないのです。

■人間関係を作れば

仕事上の付き合いならば、双方で価値を提供しあえなければ人脈とは言えないという事です。

しかし、人間関係はそんなものではないですよね?

そうです、親しく付き合えば、価値の提供といった事を意識しない人脈は作ることは可能です。

そして、そういった付き合いは大人にとっては仕事を通じて作るのが一番早いので起業準備・開業準備中の方はなおさら一生懸命、日々の仕事に取り組んだ方がいいのです。

■興味深いネタは既にあるのです

さて、仕事は人からやってくるといった事がよく言われますが、このつながりを作るためには、やはり何かしら提供できるものを持っている方が有利です。

それが仕事の発注(端的に言えばお金ですね)であれば話は早いのですが、なかなかそうはいきません。

そのため、誰を知っているかとか情報を知っている等、あなたのソフト面の魅力を打ち出していくのが得策です。

自分の所属している業界の話は、異業種の人にとっては非常に興味深い話であるケースが多いので、今までやってきた仕事を一度整理してみて、紙に書きだしてみると良いと思います。

もちろん、守秘義務もありますし、信義則上言ってはいけない事も多いのでそこには注意して大人の人間関係を構築していきましょう。

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