一体何を準備すれば良いのか、税務や税理士さんに対する一般的な回答

一体何を準備すれば良いのか

私は30代のサラリーマンです。現在の職場では10年を超えた所ですが、こき使われる毎日です。営業なのに歩合もつかず休みも少なく拘束時間は長い。3点揃った悪い要素に苦しみ、脱サラの決意をしたところです。来年以降で独立開業を検討しています。

個人事業主となると例えば青色申告がどうとかで、こういった申告はきちんとしておかなければ大きな損を被ると聞きました。ですが青色申告という言葉自体に馴染みがなく、さらには白色申告等、わからないことだらけです。

そして、当初から専属の顧問税理士と契約して運用をするべきなのか、個人事業の業績が上がってから検討するべきなのか、素人には非常に難しい判断材料です。他にも、事務所を借りる場合の優良な不動産業者の知識がない事など、沢山の悩みがありますね。

ネットでの無料情報でも有益な情報を得る事が出来ると聞きます。

そうした情報を元に会社には内緒で資金集めと知識向上の為の勉強をコツコツ行おうと決意しました。

どういった方向性で進んでいったらよいでしょうか?

回答

休みが少なく拘束時間が長いのはつらいですね。脱サラについて考えている業種を教えていただければもう少し具体的なアドバイスができると思いますが、今回は開業・起業準備について回答させていただきます。

  • 税金の申告について
  • 青色申告か白色申告かについてはそれほど難しく考えなくても大丈夫です。

    少し前までは、おおざっぱに言ってちゃんと帳簿を付けられるのならば、特典のある青色申告を、特典はいらないけど帳簿を付けるのが面倒な人は、白色申告といった区分けでした。

    しかし、今日では事業をしている人は記帳とその帳簿の保存を義務づけられました。

    この事は、白色申告であっても青色申告とほとんど手間が変わらなくなったという事です。

    つまり、特典(親族へ支払ったお給料を経費として認めてもらえる、3年間損失を繰り越せる、65万円(簡易だと10万円)の所得控除を受けられる)を受けられるので、よほどの理由がない限り青色申告一択になったと考えればよいのです。

  • 税理士さんは
  • 税理士さんですが、これは色々な考え方があると思いますが、当初は不要であると考えます。

    今は自動で記帳してくれる会計ソフトもあるので、当面は節税とかその辺は特に考えずに、ご自身でやっていくとよいと思います。

    そして、ある程度商売が拡大してきたら税理士さんにお願いするといった流れで良いと考えられます。(参考記事:会計お得意ですか?少しできるぐらいなら思い切って専門のサービスを利用しましょう

  • 事務所について
  • 事務所については業種が分からないので判断できませんが、どうしても必要であるというのならば、不動産会社との付き合いは大切になってくると考えられます。

    とはいえ、実際には間に入るだけですので、どの業者さんと付き合うかというよりも、幅広く情報を集めて、事務所を開設しようと考えている地域の相場感を把握することの方が有用だと思います。

    自宅とバーチャルオフィス、貸事務所の比較はコチラの記事で考察しています。

  • 勉強をコツコツ
  • 現在ではネットや書籍等でも必要な情報は手に入りますので、コツコツ情報収集をすることは非常に良いと思います。

    また、行政などの公的機関が定期的に開業塾、起業塾といった塾を開いていますので、そういった対面で教えてもらえるような講座に参加するのも手です。

    資金集めが必要であるような事も質問の中にはありましたので、具体的な業種と計画を行使の先生に話せば、必要な資金の目安や、資金調達のアイディアもくれるはずです。

    こういった催し物の情報は、行政の広報誌に掲載されるケースが多いですので、『○○市便り』とか『広報○○の里』といった行政の広報誌は定期的に目を通すと良いです。

    また、会社に内緒でというアプローチはとても大切です。何も自分から退路を断つ必要は全くないので、会社には起業の算段が付くまで、黙っていましょう。

    よく、起業準備をしているとどういう心理なのかはわかりませんが、それを組織内で仄めかす人がいます。そういった行為はマイナスにしかならないのでギリギリまで控えてくださいね。

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