初期費用は少なく、環境は慎重に。時期は開業準備ができた時です!

創業する為に必要な事は何かを知りたいです。

開業する為に必要な物は何かという事を考えています。早く独立したいと思うなら、やっぱりより多くのお金がが必要となるのかなと漠然と考えています。

多くの費用と多くの財産と貯金を開業費に充てる予定ですが、やはり投資額が多くなればなるほどリスクも大きくなりそうなので、なかなか勇気がいるので、できるだけ初期費用を抑えたいと思います。

この費用も工面できる方法が知りたいと思います。また、友人等、成功している人に聞き込みしているのですが、費用の工面方法もよくわからないため、なかなか勇気が出て来ません。そのため、独立は夢になっています。

努力して、結果を出すという風に考えていますが、資金を集めるためには体力的にも精神的にもかなり負担がかかるので苦労しています。

また、開業しようと思うのですが、開業に適切な時期があると思うと、今がその適切な時期かわかりませんし、周りの環境にも左右されるように思います。

周辺に同じ業態のお店などがあると、苦労するだろうし、周辺に人が集まらないと儲からないだろうしと思っています。

今、開業のための資金集めや開業の適切な時期、立地についてよくわかっていないのでおしてください。

回答

早く独立したいと焦る気持ち。よくわかります。

しかし、焦っても準備は進まないもの。いったん冷静に何が必要かを考えてみたいと思います。

まず、開業するためにより多くの費用が必要といった事ですが、確かに開業準備を早くするために、お金をかけるといった選択肢は考えられます。

一般的に、お金があれば開業に必要な準備を手伝ってもらうことができますし(例えば飲食店を開店したいと考えている人が、お金を出せば、その道のプロにより良い立地を分析して推薦してもらうこともできます)、いろいろな面倒なことを他人に依頼することができます。

ただ、お金をかけないといけないかというと、必ずしもそうではありません。お金をかけずに、自分で調査してもいいですし、お金をかける代わりに、親しい人の協力を仰ぐことも可能です。

このように、開業=多くの費用が掛かるといった単純な式は成り立ちません。メリハリを効かせて開業準備をしていく必要があります。

  • お金を工面する前に
  • さて、開業費用を工面しようとしているということですが、開業費用については次のような手順で考えていくとよいと思います。

    まず、必要な金額を洗い出す
    必要ない費用を削る
    最低限必要な費用を算出する

    開業しようと考えている段階では「あれもこれも」と考えがちですので、一般的に必要な費用は膨れがちです。

    しかし、最初にあまり費用をかけすぎると、工面すべきお金も増えてしまうため、開業準備に時間がかかりますし、何よりも開業のリスク自体が増えてしまいます。

    そのため、いったん必要な金額を洗い出した後、それが必要か、別の方法で代替できないかを一つ一つ洗いなおしてみてください。

    洗い直しを実施した結果、必要費用が圧縮できれば良いですし、圧縮できなかった場合は、それは本当に必要な費用ですから、何とかして工面すればいいのです。

  • お金の工面の仕方
  • そして、工面すべきお金の額が分かったらそれを何とかして調達します。この調達方法ですが

    自分で貯める
    親族等から借りる
    金融機関から創業融資を受ける
    創業に関する補助金を狙う
    出資を受ける

    といった順番で考えていくとよいでしょう。

    自分で貯めるというのは非常にわかりやすい方法です。また、親族から借りるというのも比較的メジャーな方法です。

    しかし、今回の回答では、貰えるはずの創業補助金を4番目に、返す必要のない出資を5番目にしています。それはなぜでしょうか?

    まず、創業に関する補助金は必ずもらえるはずのお金ではないという点に注意してほしいため、優先順位を下げています。

    首尾よく採択されてもらえればよいのですが、採択されないかった場合、最初から計画に組み込んでいた場合、創業補助金として当て込んでいた200万円近い金額を余計に調達する必要が出てくるので事業計画が極めて厳しくなります。

    また、採択された場合、当初謳った事業計画のとおり事業を実施しなければならないため、経営の機動性をある程度犠牲にする必要が出てきます。事務負担もそれなりに発生しますし、優先順位を低めにしているのです。

    また、5番目の出資を受けるはどうでしょう。これは、返済する必要がないお金を調達できるわけですから一見するとよさそうです。しかし、開業のリスクを負うのはあなたです。

    出資者は、当面は出資金についてはとやかく言ってこないでしょう。しかし、いざ事業が上手くいきだすと、色々と経営について行ってくる機会も出てきます。

    その時に、あなたが「資本の論理だから仕方ない」と納得できるのならばいいのですが「最初に○○万円だけしか出していないし、実際に会社をここまで大きくしたのは自分だ」などと感じるようならば(たいていの人がこのように感じます)、最初から他人の出資など受けないほうがいいのです。

  • 時期と環境について
  • 環境については、ひたすら調査あるのみです。お店をやるのであれば人通りはどうか、お客さんはどこに住んでいるのかを考え抜く必要があります。

    よくある例として、「うちのラーメンは日本一だから立地が悪くても大丈夫」と考える人がいますが、立地の悪さはそう簡単には補えません。

    環境については、最初の段階の選択が非常に重要です。そのため慎重に考えてみてください。

    また、時期については「準備ができた時がその時期です」。景気が良い時を狙うとか、不景気な時を狙うとか言いますが、その時はなかなかやって来ません。

    残念ながら、あなたのために『星の巡り』が整うことはありませんし、逆に、あなたを狙い撃ちして『逆風』が吹くこともありません。

    そのため、起業・開業の準備ができた時がその時期なのです。

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