会社勤めの片手間にネットで起業したい【ネットショップの仕入】

会社勤めの片手間にネットで起業したい

現在、ラーメン屋で正社員をしているんですが、超多忙な上に月給が良いわけでもないのでいずれは自分の事業を持って独立したいと考えています。

そこそこパソコンは扱うので全くの素人ではなく、本屋でネット開業の本を読み漁りはじめて3ヶ月が経ちます。

何となくどういうことをして稼いでいるのかは分かるんですが、いざパソコンを開くと何から手をつけて良いか、目の前の達成すべき壁が色々あるのでこんがらがっている状況です。

とりあえず、登竜門と言われるヤフオクをはじめてみて身の回りのいらない物を出品していますが、それなりに売れるものの自分の手持ちの物なんてすぐになくなるので、新しい商品の仕入れ先で頭を悩ませています。

中国から代行を使って仕入れる方法が本に書いてあったのでやってみようと思っていますが、どういう商品が売れるのかも分からない上に、中国という国が信用ならないので足踏みしている状態です。

リスクが少なく何かよい仕入れ方法はないものでしょうか?

回答

まずはスタートおめでとうございます。既にヤフオクに出品しているとの事ですので、『開業したいな』と考えているだけの人と比べれば何歩も先に行っている状態です。

(本当は人と比べる事ではないのですが、実際に始めた方と、はじめようと考えている方の差は非常に大きいのです)

さて、ヤフオクで売り上げが上がり始めたという事ですが、個人でやっていると売り物が無くなって、結果的には仕入をしなければならなくなります。

  • いらないモノを売るのと仕入れて売るのは根本的に違います
  • さて、いらないモノを売る場合、最悪売れなくてもどうという事はありません。(確かヤフオクは落札手数料方式なので売れなければ費用は掛かりません)

    しかし、仕入れて販売するようになるとこれは根本的に異なってきます。

    というのは、仕入れて売るといった段階で、それは完全に商売の領域になるからです。

    ですから、売れ残りの在庫リスクはすべて抱えるようです。(売れ残ったら仕入れたお金が無駄になりますし、保管しておく場所代もかかりますので良い事ありません)

    さらに、仕入をする場合はロットと言って、ある程度の数をまとめて仕入れる事が必要になったりします。

    例えば、八百屋さんからリンゴを買うのなら1個単位で買えるかもしれませんが、八百屋さん自体は、卸売業者から『ひと箱』とか箱単位で買っていると考えられますよね。

    また、せっかく売れている商品が欠品してしまえば(目には見えませんが)機会ロスが生じているという事ができるのです。

    このように、いらないモノを販売しているうちはノーリスクですが、仕入れて販売するようになると、リスクが出てくるのです。

  • 卸売価格と小売価格
  • まず、中国から仕入れる事についてコメントする前に、卸売価格と小売価格についてご説明します。

    ラーメン屋さんでお仕事をなされているので、麺などを仕入れる時にはスーパーで販売している価格よりもかなり安く仕入れているといった事が実感できると思います。

    このように、販売することを前提として仕入れてくる価格を卸売価格(洋服屋さんなどでは下代と言ったりします)、直接小売業で販売する価格を小売価格(洋服屋さんでは上代と言ったりします)と言います。

    そして、ヤフオク等で起業したいという方は中古ショップとか安売り店で仕入れてきて、転売するといった事を言ったりします。

    このような取引は小売価格で仕入れてきて、小売価格で販売するわけですから利幅が狭くなって大変なのです。

    これに対して、いわゆる問屋とかメーカーから直接仕入れれば卸売価格で商品を入手できるので大きな利幅が確保出来ます。

  • ネット販売は全世界との価格競争になる
  • さて、仕入れて売るというネット販売は、基本的には価格での競争が主になります。

    そして、競争相手は、実際の店舗販売ならば近隣のお店だけでいいのに対して、日本全国、もしかしたら全世界になるのです。

    その時に、どこでも売っている商品を取り扱うというのは価格競争に自ら乗り込んでいくわけですから、大変になるのが目に見えています。

    そのため、国内で他の業者があまり取り扱っていない商品を輸入するとか、オリジナル商品を取り扱うといった手法が有効になるわけです。

  • 代行業者を使って仕入れるのも一案ですね
  • ひょっとしたら中国から代行業者を使って仕入れれば、良い商品にあたれば利幅も取れるし販売も伸びるかもしれません。

    また、代行業者を間にいれれば、直接現地の業者と取引をするのに比べて、取引にかかるリスクをある程度転嫁できますので、当面輸入ビジネスをするのならば代行業者は必須となるでしょう。

    しかし、おそらく国内の代理店契約等は最初は難しいでしょうから、参入障壁(よそが同じ商材を売るのを阻む壁)はほとんどなく、売れ行きが良ければ競合がすぐ現れます。

    そういった事を覚悟の上でゲリラ的に中国から仕入れるのも当然ありですが、在庫管理を徹底しないと思わぬ損失が発生するリスクは常にあります。

  • 国内でも
  • 国内でも現金問屋といった開業していれば、卸価格で商品を仕入れられる問屋があります。

    もちろん、ほぼ確実に売れる『花王』の石鹸とかを売ろうと思っても、近所には安売り店があり、大手のネットショップも取り扱っているので価格競争が激しいため、ネットショップではなかなか利幅は採れないでしょう。

    しかし、服飾雑貨など販売しているロット(同じモノを沢山作っていないモノ)ならば、見せ方を考えて販売すればある程度利幅を継続的に採れるかもしれません。

    こういった多品種少量の商売をする際には、売れ行きが悪ければ早めに処分価格で売ってしまい、商品回転率を速くしてトータルで利益を確保できれば良いと考えられます。

    まずは、こういった卸売価格で購入できる問屋を活用し、トータルで利幅を確保するといった考え方で、先ずは国内で仕入れ取引を始めてみてはいかがでしょうか?

    仕入先を探すヒントとしては、見本市、ギフトショーに行ってみる、問屋というキーワードで探してみる、業界誌を購入する(大きな図書館で探す)といったモノがあります。

    (電話で問い合わせてみると、意外に取引に応じてくれたりしますので、積極的に仕入れ先の開拓には動きましょう。)

    なお、あなたご自身の人間関係でユニークな商品を仕入れられるといったツテがあるのならばそれを最優先すると良いと思います。

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