まずは己を知る事(自社を知る)が補助金や助成金獲得のためには大切です

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」との格言があります。敵を知って、自分自身も知っていれば何度戦っても負けないよといった意味ですが、補助金や助成金獲得の際にもこの考え方はとても大切です。

■敵を知るとは

この場合、敵を知るとは補助金や助成金に応募している別の事業者を知るという事ではありません。もちろん、そういった人たちの情報を手に入れることができるのならそれに越したことはないのでしょうけれども、一般的に言ってそう言った情報を手に入れるのは困難ですし、それを知った所で大勢に影響はありません。

というのは、自分が応募しようと考えている補助金にライバル企業がどのように応募しようとしているかを知り、その企業を出し抜くような計画書を作ったとしても、ライバルは他にもたくさんいますし、それで十分な合格ラインに到達しているかは誰にも分からないからです。

例えて言うのなら、学校の試験などで合格しようとした場合には、隣にいるライバルに勝つことを考えるのではなく、試験自体についてよく知って、対策を立てていくことが大切といった感じでしょうか。

というわけで、敵。つまり補助金や助成金がどのようなモノか。どのような要件を満たせば応募できるのか、審査のポイントはどこにあるのかをよく知る必要があるのです。

大切なことなので、太字で書きますが、補助金の審査のポイント(採点ポイント)は募集要項やガイドライン等に明記されています。

つまり、「こんな風なところを見るよ。」と国やその他の行政機関は募集時点で明言しているんですね。そのため、補助金や助成金獲得が得意な先生にとっては、採点ポイントを押さえつつ記述していく作業になるといった形になります。

■己を知る

と、どんなに敵を知っても、自らを知らなければ補助金や助成金を獲得することはできません。補助金を獲得しようと考えた場合には、「その補助金を獲得して本事業をやる必然性があるのです。なぜならば…」といった形で説明をする必要があるのですね。

国やその他の機関も、せっかく出したお金が有効かつしてもらう事を願っています。そして、どのように有効活用されるかについては、応募者が作成した書面で審査する以外になりのです。

そのような前提があるので、やはり己(つまり自社)を的確に分析している会社の方が評価が高くなそうですよね?

例えば、
「ウチは蕎麦を粉から打てる技術があって、高級志向でやってるんだよね!」といった会社が「客単価の高い顧客は味だけでなく、食事する場所の雰囲気も重視する傾向があります。そのため、そういった顧客に対してアプローチするために、おもてなしの強化として、畳を新しくする事業を考えています。」
「ウチの強み?なんだかよく分からないけど、お金がもらえると聞いたから畳を張り替えたいんだよ。」
といった場合に、どちらの方にお金を出したくなるかを考えてみれば、自社の分析が大切なんだなぁといった事はご理解いただけると思います。

今回の記事では、敵と己といった切り口で補助金獲得や助成金獲得に大切な内容を説明してみました。

PAGE TOP