
事業を営むためには多かれ少なかれ費用が発生します。店舗を用意したり、機械や設備を用意したりと、売上を発生させるためには多くの投資が必要となるケースが多くあります。
このことについて話を聞くと、「当然でしょ」といった反応が返ってくることがほとんどです。
つまり売り上げを上げるためには、一定の投資が必要であるといった意識は、事業を営んでいる人にとっては共通認識であると言えます。
◆設備投資の経済性分析なども当然やります
経営コンサル業は、顧客の設備投資が妥当であるかどうかの判断を助けるための、分析をすることがあります。
そのため、何らかの設備投資をしたいという相談があった場合には、ある程度の根拠をもってその設備投資がしっかりとペイするかどうかについてのお話をすることができます。
例えば、何かの機械を購入する場合、その機械を購入することが経済的にみて効果があるか、もっと言うとその投資が回収できるかについてお話しすることができるのです。(これは別に特殊技能でもなんでもなくて、経営コンサル業ならだれでもできるはずのことですが。)
とはいえ、紺屋の白袴とはよく言ったもので、経営コンサル業を営んでいる人は物的なものに対しての投資を後回しにする傾向があります。
もちろん、ソフトウエアにあたる新たな知識の習得については、常に本を読んだり、各種研究会・勉強会に参加したりとアップデートしている方が多いのですが、物理的な設備投資は少し後回しになる傾向があります。
◆事務屋の設備投資 キーボードに投資しました
と前置きが長くなりましたが、何が言いたいかというと「設備投資したよ」という事です。
以前からディスプレイは3台使っており、これ以上の設備投資は難しいと思っていたのですが、キーボードを変えたところ、ミスタッチがかなり減って地味に生産性向上に寄与しています。
ロジクールk840
1万円ほどの設備投資でしたが、もっと早く試しておくんだったとちょっと後悔するレベルで気持ちのいいキーボードです。メカニカル式のキーボードということで、キーボードをたたく音がとても心地よく、テンションが上がります。
また、一応コンサル業務なので、様々な数字の積算をすることがあるため、テンキーが付いていることもポイントが高いです。
重さはかなりずっしりとしているのですが、持ち歩く前提にはないので、安定感がでて却って使いやすさに寄与しています。
またキーは根元から浮いているデザインであるため、掃除も簡単そうです。
◆注意点
写真のとおり、多少キーの位置が高めなのでパームレストは必須になると思われます。そうしないと、手を浮かせながらキーボードをたたくことになるので疲れてしまいますから。
また、メンブレン式と違い構造上防水が効きにくいのでお茶やコーヒーなどをこぼさないように注意が必要です。(当たり前のことかもしれませんが)
◆ハードに使う場合
さて、使い勝手にですが、今まで使っていたメンブレン式のキーボードと異なり、疲れが軽減されています。
もちろん一日数千文字打つぐらいだとそこまで違いは出てきませんが、私はちょっとした物書きレベルでキーボードをハードに打つので、ちょっとした違いが累積してきてかなり違いが出ます。
体感的にですが、5%程度の違いが出てるかなと感じています。
と、このように書くとわずか5%と思う方がいるかもしれませんが、この水準の生産性UPはすごく大きなことなんですよ。
というのは、わずか5%の改善ですが1か月に換算すると1日営業日が増えるといったインパクトをもたらしますから。
◆モチベーション面の影響も大きい
とはいえ、実際にキーボードをたたく時間というのはそこまで多くないのも事実です。そのため、1か月で1営業日の効果をもたらすと言ったら言い過ぎでしょう。
しかし、いい道具を使うと、取り組みへのモチ-ションが上がります。何事も始めてしまえば一気に物事は進むのですが、始めるまでのハードルが高いので進まなないんですよね。
でも、ほんのわずかなモチベーションアップが始めるまでのハードルを越える力になるのならば設備投資の効果はあったかなと感じています。
と、いろいろ書いてみましたが、新しいキーボードを相棒に頑張っていきたいと思います。
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